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更新日:2024年11月4日
佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会
(略称:オスプレイ反対住民の会)
リンク:オスプレイ裁判支援市民の会(「佐賀空港オスプレイ等配備に反対する裁判を支援し、
地権者とともにたたかう市民の会」)のホームページもご覧ください。
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2024.11.4
2024.10.31
与那国駐屯地陸自オスプレイ事故に
関しての抗議行動を行いました!
10月27日午前11時ころ、与那国駐屯地で陸上自衛隊オスプレイが離陸した後、機体が左右に揺れて、不安定な状態となり、左側の翼の一部が地面と接触して損傷しました。
これは私たちが再三、オスプレイ機が欠陥機であると主張してきたことを証明する重大な事故であると捉え、30日に防衛大臣・九州防衛局長へ抗議するとともにオスプレイ機の撤去、佐賀駐屯地建設工事中止、住民説明会開催を申し入れました。
私たちオスプレイ反対住民の会や裁判支援市民の会他代表約20人が九州防衛局佐賀現地事務所に集まり、なぜ事故が起きたのか、事故機を操縦していたのは自衛隊員か米軍側か、陸自オスプレイ機事故なのに発生後の情報がなぜ遅かったのかなど多くのことを抗議するとともに説明を求めましたが十分な回答はありませんでした。
最後に、対応した事務所長に住民への説明会を実施するよう強く求め、その回答を2週間目途に連絡するよう重ねて求めました。
〔つぎの3項目を強く求めます〕
1.すべてのオスプレイの飛行を中止し、欠陥機オスプレイを撤去すること
2.佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備計画を撤回し、ただちに佐賀駐屯地建設工
事を中止すること
3.オスプレイの一連の事故等について、「住民説明会」を開催すること
申し入れ書を読み上げ提出
古賀初次氏もノリの種付け作業の合間に駆け付け、強く抗議しました。
(一方、古賀氏は今海水温が高く、種付けがうまくいくかノリが生長するか心配な様子でした)
2024.10.7
遅くなりましたが、9月6日の佐賀空港自衛隊駐屯地建設差止め訴訟第3回口頭弁論、市民原告訴訟の「第2準備書面 口頭要約」及び市民原告の「意見陳述書」を掲載します。
1.準備書面 口頭要約
令和5年(ワ)第330号 佐賀空港自衛隊駐屯地建設工事差止請求事件
原 告 古賀初次 外
被 告 国
第2準備書面 口頭要約
2024(令和6)年9月6日
佐賀地方裁判所民事部合議3係 御中
原告ら訴訟代理人 弁護士 東 島 浩 幸
同 弁護士 椛 島 敏 雅
同 弁護士 池 上 遊
外
1 この度、原告らは、原告ら第2準備書面を提出いたしましたので、その要旨を述べ
ます。
原告らは、令和6年4月15日、本事件につき文書送付嘱託申立てを行い、同年6
月21日に佐賀県有明海漁業協同組合本所等から各文書が提出されました。
原告ら第2準備書面は、文書送付嘱託により提出された南川副漁協議事録等の書面を
もとに、本件土地の配分経緯を明らかにしながら、これまで原告らが述べてきた「①
南川副漁協が昭和63年売買によって本件土地の所有権を取得していないこと、②昭
和63年売買後、本件土地が個々の漁業者らの共有に属していること、③本件土地の
組合名義での登記は形式的かつ便宜的なものに過ぎないこと」の各主張の正当性を裏
付けたものです。
2 まず、南川副漁協が、昭和63年売買によって本件土地の所有権を取得していない
ことについて述べます。
⑴ 令和6年3月21日付け佐賀地裁決定は「昭和63年売買により本件土地の所有権
を取得したのは南川副漁協である」旨の判示をしました。
しかし、これから述べる本件土地の配分以前の各事情に鑑みれば、南川副漁協が昭
和63年売買により本件土地の所有権を取得したと考えることはできません。
⑵ 第1に、平成元年4月18日付け南川副漁協理事会において、本件土地600反の
うち593.5反を有資格者らに対し配分した「残り6.5反を組合所有としてはどう
か」との提案がされた際に、担当者から「組合所有とできるか、できないか。関係機
関に問い合わせてみる」との回答がなされています。
その後も、先の6.5反については、別会議にて「組合所有にしていいか、6.5反
も配分するかを決めて頂きたい。」との意見が述べられ、最終的には組合が管理し水
産振興のために使うことが決定されました。
以上のとおり、本件土地については、有資格者らに配分した後に残る土地の処分を
検討する段階で初めて、本件土地を組合所有にできるのか否かが議論されるような状
況であり、昭和63年売買時点から南川副漁協が本件土地を所有していたとすること
に明らかに矛盾しています。
⑶ 第2に、昭和63年9月26日付け国造干拓60町歩配分検討委員会では、本件土
地について、「(昭和64年)3月に(配分が)終らないと税金等色々問題があ
る。」と指摘されており、現に昭和63年12月23日には、各漁協から本件土地の
「取得税について個人配分するまで待ってほしい」旨の陳情が提出されています。
仮に本件土地の第一次的所有者が南川副漁協であるとすれば、佐賀県からの土地取
得に関して南川副漁協が税を負担すれば済む話であり、本件土地の個人配分を終えな
ければ税金の問題が発生するというような事態は、およそ想定しえません。
⑷ 第3に、昭和63年6月13日付けの南川副漁協役・委合同会議においては、本件
土地の登記に関し、担当者から「本件土地について今のところ組合にて一括登記して
いる。」と説明がなされています。
ここで「今のところ」という留保文言が用いられたのは、①昭和56年6月9日、
当時の佐賀県知事と南川副漁業協同組合との間で、「南川副漁業協同組合の漁業権者
の入植増反希望者に対して国造干拓の農地60ヘクタールを配分する」という昭和3
8年申し合わせの存在を確認した際に、その配分に伴う所有権の移転登記は昭和63
年4月1日から同年6月末日までに完了するとされていたものの、②その期限までに
個々の漁業者らに対する土地の配分が終了しなかったことから、「間に合わせ」とし
て、実体なき組合登記がなされたからに他なりません。
また、仮に南川副漁協が本件土地を単独で所有していたのであれば、そもそも「一
括」登記などという文言が使われるはずがありません。ここで用いられている「一
括」という言葉の意味は、真の権利者が別に複数人存在するものの、便宜的に組合の
単独所有の形をとって登記したものと理解するよりほかありません。
⑸ 以上、いずれの観点からも、南川副漁協が昭和63年売買によって本件土地を取得
していたと考えるのは不合理です。
3 次に、昭和63年売買後、本件土地が個々の漁業者らの共有に属していることにつ
いて述べます。
⑴ 第1に、昭和63年7月22日付けの国造干拓60町歩配分検討委員会において、
委員から、本件土地の配分に当たって「所有権の登記をしなければ譲渡等の時に困り
はしないか。」という質問がなされた際、担当者より「所有権移転の時は持分が変更
るだけである。」との回答がなされています。
このやり取りは「本件土地の持分=所有権」であることをまさに示したものです。
⑵ 第2に、各議事録上、本件土地については、一貫して、有資格者に対し「配分す
る」とされており、その配分に際しては、各々持分を定めた上で、持分登記等を含む
共同登記をすることが検討されていました。
不動産につき持分登記をなしうるのは、所有権としての共有持分に限られている以
上、当該事実からも個々の漁業者らが共有持分を有していることが明らかです。
⑶ 第3に、先のとおり、本件土地に関しては、昭和64年3月までに配分が終わらなければ税金の問題が生じる旨の指摘がなされていました。
この状況は、個々の漁業者らが本件土地を共有していたものの、その共有持分が具体的に決まっておらず、取得税等につき誰がいくら負担するのか不明確であったために生じたと解するのが合理的です。
⑷ 第4に、この税金の問題については、本件土地の取得税及び固定資産税を配分対象者の各持分面積で按分負担とすることで解決が図られています。
地方税法上、不動産取得税の支払義務者は不動産の取得者であり、固定資産税の支払義務者は不動産の所有者となっている以上、その負担者とされた個々の漁業者こそが、本件土地の取得者であり所有者であることは明白の事実です。
⑸ 第5に、南川副漁協理事会において、本件土地のうち6.5反につき、「組合所有にしていいか、6.5反も配分するかを決めて頂きたい。」との意見が述べられたのは先のとおりですが、この「組合所有にしていいか、6.5反も配分するか」という選択肢の提示の仕方に鑑みれば、6.5反の配分が組合所有を前提とした債権的持分の配分でないことは明らかです。
また、「6.5反も配分する」という表現からは、少なくとも本件土地600反のうち593.5反については、組合所有とせずに、個々の漁業者らへの配分が決定されていたことが明らかです。
⑹ 第6に、昭和63年7月22日付け国造干拓60町歩配分検討委員会では、「配分について今組合登記されているが将来も組合登記で行かれるか。」という発言がなされています。
仮に当初から組合が本件土地を所有していた場合には、その後、債権的持分を個々の漁業者に配分したとしても、物権的権利変動は生じない以上、登記を変更する必要がなく、そもそも「将来も組合登記で行かれるか。」という発言が出るはずがありません。
⑺ 第7に、本件土地の配分に当たっては、各漁業者の持分につき、単にその持分割合で表記するのではなく、あえて土地面積(反数)に換算したうえで表記されています。
物権的持分を配分する場合、まさにその土地を所有することになる以上、各自の持分を土地面積で表示することは、その権利実体に整合的といえます。
⑻ 第8に、本件土地の配分については、土地の位置により評価差があること等を考慮した結果、位置配分に代えて持分を配分する方針が示されました。
位置配分は、配分対象者に特定の土地の所有権を認めるものである以上、ここで評価差を理由にして位置配分に代えて提案された「持分配分」の意味は、所有権としての共有持分の配分であると解するのが合理的です。
⑼ 第9に、「国造搦60町歩配分後の取扱いに関する協定書(案)」の第7条には「個人の土地売買に当たりては・・・」として、個人による「土地」の売買に関する規定が設けられているところ、この規定は、土地の収益権限を対象としておらず、土地そのものを売買の対象としています。
土地の売買をなしうるのはまさに土地の所有者に他ならない以上、本件持分が所有権としての共有持分であることは明らかです。
同協定書(案)には、他にも、個々の漁業者が所有権者であるとしか理解しえない条項が多数存在します。
⑽ 以上、いずれの観点からも、個々の漁業者らが有する本件持分が所有権としての共有持分であることは明らかです。
4 最後に、本件土地の組合名義での登記が形式的かつ便宜的なものに過ぎないことについて述べます。
⑴ 本件土地について、当初の組合登記が「間に合わせ」のためになされたに過ぎないことは、先に述べた通りです。
⑵ この点、本件土地の登記の在り方については、一旦組合登記がなされた後も継続して議論されていましたが、そこで一貫して示されていた方針は個人登記をせずに「共同登記」をするという点に尽き、組合登記のほかに、代表者登記や持分登記などの各種登記方法が並行的に検討されていました。
そのため、本件における組合登記は、「共同登記」としてありうる一形態に過ぎなかったといえます。
⑶ そして結果的に、本件で組合登記が維持されたのも、①本件土地内に何か計画するにしても変更登記がやりやすいこと、②組合登記を維持することで移転登記に伴う登録免許税が不要となること等を考慮したからに過ぎません。
加えて、各議事録のどの部分を読んでも、権利実体が組合所有である以上は組合登記とすべき旨の発言は一切見当たりません。
⑷ 以上から、本件土地の組合登記は、実体的権利関係を反映したものではなく、形式的かつ便宜的な登記に過ぎないことが明らかです。
5 よって、①南川副漁協が昭和63年売買によって本件土地の所有権を取得していないこと、②昭和63年売買後、本件土地が個々の漁業者らの共有に属していること、そして③本件土地の組合名義の登記が形式的かつ便宜的なものに過ぎないことは明白の事実です。
以上
2.意見陳述書
令和6(2024)年(ワ)第205号
意見陳述書
2024年9月6日
佐賀地方裁判所 民事部 御中
原告 藤 岡 直 登
1 私は本訴訟の原告245名の暫定的な共同代表のひとりです。佐賀で生まれ20代の一時期を除き佐賀で育ち、今もそしてこれからも、ここで生きここで人生を終えるつもりでいます。生家は浄土真宗のお寺であり私はいま住職をしています。
日本の仏教徒・僧侶はかってのアジア太平洋戦争において、日本軍国主義の侵略戦争に協力加担し、朝鮮・中国・アジアの人々をはじめ多くの人の命と尊厳と大地を踏みにじり奪いつくしそれを正当化、門信徒へ「お国のため」に命をささげよと死地に赴かせ、軍国日本のお役に立つことで教団を維持拡大せんとしてきました。
敗戦後この事実にふまえ侵略戦争協力の罪責を背負い、本来の教えに立ち還り非戦平和の途を歩むことが真のみ教えに生きる仏教徒の証であると言われてきました。
しかし戦後80年を前にした今、その反省・記憶は風前の灯火となり忘れ去られたかのようです。
2 自衛隊の海外派兵が国際貢献の名で通り、「集団的自衛権行使」の解釈“改憲”と言われた政府の暴挙を区切りとして、日本は明白に「戦争する国」となり軍事強国づくりが様々な形で強引に進められています。この戦前回帰といえる現実を前にして、私の教団(浄土真宗本願寺派)は一貫して沈黙しています。それは何も言うなと示し言おうとする者を威圧することです。オスプレイ基地建設地佐賀市川副町には浄土真宗のお寺がいくつかあり、先行した訴訟の古賀初次さんら4名の方は全員浄土真宗のご門徒(檀家)であるそうです。そのこともあり当地の僧侶などにオスプレイ問題を訴えかけようとしました、しかし上手に避けられてしまいました。その中のある僧侶は「当地は賛成反対いろいろおられ利害が複雑、寺は政治的に中立でなければ」と言われました。世界を見ても戦火が燃え広がり日々多くの人が犠牲になり、アジアでも核戦力を背景に互いに威嚇しあい、一触即発といわれる衝突が繰り返され、日本では日米軍事同盟の強化、米軍と自衛隊の一体化、防衛予算の突出、九州沖縄・南西諸島各県各地への軍事基地新増設、その大きな動きの一つとして佐賀の地元でオスプレイ基地がいま着々と造られています。それを眼前にして「政治的に中立であれ」というのは、その動きを暗に支持することであり、オスプレイ基地反対に反対することであり、「中立」を口実に沈黙することでこの大きな動きを支えつつのみ込まれることです。
私たち仏教徒の先人・先輩たちが行ったかっての侵略戦争への協力加担、それと同じ道をすでに一歩踏み出しているのではないか、と感じます。
古賀初次さんの訴え「漁師の先輩たちが戦争に連れていかれ、戦場の悲惨を体験し、死なずに帰ってこられて“二度と戦争はしたらいかん”と言われ、だから佐賀空港の自衛隊との共用はありえない、と記した」この先輩たちを讃えその思いを引き継ぐ覚悟と、国への売却に応じてしまった多くの地権者にも思いをはせ「ものをいいきらんだけ」「よーしておったらダメ、ものば言わじィにゃ」との思いに、私は心から共感し連帯します。
3 2023年5月1日の地権者団体での土地売却決議で反対した49名を漁協や国はさらに切りくずし、古賀さんたち4名が裁判に訴えることになりました。
この古賀さんたちを孤立させてはならない、そのため自分も同じ立場に立つ、以上こんな思いから私は今回の提訴に至りました。
245名の原告は一人ひとりがそれぞれの立場から、かけがえのない思いをもちこの裁判に参加しています。私と同じ暫定共同代表のひとり、地元佐賀市川副町在住のもと高校教師下村信廣さんは「将来、子や孫に何をのこしていくかは私たちの責任。基地建設にストップをかけないといけない」、同じく共同代表でキリスト教会牧師の野中宏樹さんは「日米が一緒になって、沖縄から九州にかけて軍事要塞ラインをつくっている。戦争に対する準備にほかならない」と、提訴直後の記者会見でその思いを語っています。
4 245名の原告に共通するのは当該土地の所有権等とは無関係であること、それゆえ関係者である古賀さんたちを断固支援すること。そこに「国防」の看板をかけ造られているのが、人を殺し・殺されるそのための戦争出撃基地であり、それは私たち主権者・国民の意志を無視したもので絶対に認めないこと。そしてファシズム的状況といわれる困難のなか、国家の間違った国防政策(安全保障政策)に真っ向から立ち向かう一人の原告となるため、自らを省み自らを問い奮い立たせる精神的いとなみをつらぬいた者であること。こういう245名であります。
5 次にその内の3名の原告の思い・決意をお伝えします。
⑴ 原告の塩山さんですー「市民原告訴訟」をついに立ち上げた。私はこの提案が出た時はあまり乗り気ではありませんでした。しかし今では立ち上げて非常に良かったと思っています。その理由の一つは、周りから受ける圧力で複雑な苦しい心境の中におられる古賀初次さん達原告4名が、私達の今度の表明に大変心強く喜んでおられること。そしてもう一つは、オスプレイ配備基地建設の為に住民無視を続ける防衛省、それに一体となって動く県・市、そして漁協幹部達に対して私達市民が直接名乗りを上げて前面に出たこと。佐賀空港へ行く度姿がどんどんと変化して、まさしく軍事基地に変わろうとしている。県は佐賀空港をアジアの国際空港へと発展させるつもりでいても、実際やっていることは真逆で、じわじわと非常に危険な空港へと“発展中だ”。漁協幹部たちは、現トップに変わって以来、非民主的な手段で有明海を更に死の海へと自らが呼び込んでいる。まさに背任行為で無責任なおっさん達だ。私達住民、市民はそれこそ“Resolute citizens”(不屈の市民達)となって無責任な為政者達にたちむかわなければなりません。
⑵ 原告の川崎さんです―それまでは川副町で開かれる集会の一聴衆にすぎなかった私が、「何かやらなければ」と強く思ったのは、あの2018年8月24日、山口知事が唐突にオスプレイを受け入れると表明したからでした。この時私は、集会で川副弁を交えながら淡々と語る古賀さんの姿を思い浮かべました。そして「こんなやり方を黙って許しては佐賀県の恥だ」「何としても川副の人たちの故郷を守る思いを支えなければ」と思いました。今回自分自身が原告となり、平和の問題を改めて深堀りすることになりましたが、記者会見で三人の原告代表候補が、裁判の意義を夫々の立場から簡潔で分かりやすく語っておられます。私も全くその通りだと深くうなずきました。安全で平穏な環境の下で、自らの生業と暮らしを続けたい、という庶民のささやかな願いを国家が責任をもってどこまで叶えるべきなのか、その正義と度量を問う二つの裁判がともに勝利するよう、皆さんと共に頑張りたいと思います。
⑶ 原告の力久さんですーロシアのウクライナ侵攻や台湾有事、北朝鮮による威嚇などを理由に国会審議もなく「専守防衛」をかなぐり捨てて相手国のミサイル拠点をたたく「敵基地攻撃能力」保有や防衛費をGDP2%以上にし、5年で総額43兆円もの大軍拡予算まで決めてしまうことを許してはいけないと思います。自衛隊が事実上米軍の指揮下に入る日米指揮統制連携に合意しました。有事を想定した農家に作物生産を強制し、地方自治体に指示権を発動し、民間空港や港湾を軍事利用するなど有事体制が、国民への周知がないまま進められています。台湾有事はウクライナと同様、日本を米国の世界戦略の一環で盾として利用しようとしていることが様々なところで明らかにされています。日本国民をはじめアジアの人々が再び戦禍にまみれることがないよう、訴訟を通して日米政権の危険な企みを明らかにし広く伝え、佐賀空港へのオスプレイ配備と駐屯地建設中止を勝ち取りたいと思います。
6 おわりに
「二度と戦争はしたらいかん」戦争から生きて帰った先輩漁師が古賀初次さんらに伝えた言葉です。私もこの言葉に心を揺さぶられます。そしてこれは現行日本国憲法の成立の根元をなすものと考えます。
裁判官におかれましては日本国憲法に則った厳正な判断をお願いいたします。
以上
戦争させない・9条壊すな!
2024.9.20
9.19佐賀県集会
岸田政権、また現在行われている自民党総裁選の候補者たちは憲法9条への自衛隊明記を強調した憲法改正を行うと主張しています。これらに反対する約100名の支援者が集まりました。
「戦争する国」へと国のかたちを変える「政治の暴走」にノーの声を突きつけ、国民の命と生活を守る政治、憲法を守り暮らしに生かす新たな政権を誕生させるために力を合わせましょうと、仕事帰りや学校帰りの市民県民の皆さんに呼びかけました。
◎リレートークに参加された3名の方のご挨拶を紹介します。(要約)
住民の会会長古賀初次さん
古賀初次さん
「私たちの土地に軍事基地が着々とつくられている。平和な生活を守るため、生業のノリ養殖を守るため、絶対に止めなければなりません。
今、基地造成のため石灰を混ぜた土で、盛土をしている。この石灰が海に流れ出し、海水に悪影響を及ぼし、ノリ養殖をだめにするのではないかと心配している。何としても基地建設は止めなければなりません!
佐賀 駅前まちかど広場
デモ行進
戦争させない!9条壊すな!
吉岡剛彦さん
「・・備えあれば憂いなしと言われるが、備え(軍事基地)があるからこそ中国や北朝鮮を警戒させ、私たちの安全、平和な生活が脅かされるのだということも強く裁判で訴えていきたい。
裁判支援市民の会共同代表 吉岡剛彦さん
市民原告団共同代表 藤岡直登さん
藤岡直登さん
「古賀さんたち地権者4人が起こした、駐屯地工事差し止め仮処分申請に対し、裁判所は“戦争の危険性はない”などわずか2・3行で簡単に片づけてしまった。私たちも平和に生きたい。軍事基地を造ることは人を殺すために出撃するということであり、攻撃される標的にもなるということでもある。こんな事認めるわけにはいかない。古賀さんたち4名と連帯してたたかっていく、力を合わせたたかっていきましょう。
デモ行進
佐賀空港にオスプレイはいらない!
NEW!
※最新情報ページのチラシをご覧ください!
2024.9.14
↑「駅前まちかど広場」
リレートークに
古賀初次さん(住民の会会長)
吉岡剛彦さん(オスプレイ裁判支援市民の会共同代)
藤岡直登さん(オスプレイ裁判市民原告団共同代表)が参加されます!
2024.9.12
11日、れいわ新選組共同代表 大石晃子衆院議員
佐賀駐屯地建設現場を視察!
大石議員は九州防衛局担当職員の説明に対し、疑問や問題点等を鋭く指摘されていました。弾薬庫と火薬庫が隣接していることの問題や中に入れる武器は何か、また排水の水質調査方法や結果など数多く質問され、職員がその場で答えられないと後で報告書を提出するようになどてきぱきと指示されたり、同行の住民にもこまめに意見を求められるなど精力的に視察されました。
視察後、防衛大臣宛てに佐賀陸自駐屯地建設中止とオスプレイ配備計画の中止を求める「要望書」を九州防衛局職員に提出されました。
とても暑い日で、参加されたオスプレイ反対住民の会や裁判支援市民の会会員など約20名のみなさん全員、汗だくになっていました。
大石晃子議員お疲れ様です、ありがとうございました。
防衛局職員の説明を聞く大石議員(左)
〔空港展望台で〕
「白い泡は、生石灰の影響ではないか。ムツゴロウが国造樋門近くでは1匹も見当たらなくなった!」と迫る古賀初次会長(中央)
この日、樋門の内側にも泡が見られた。
オスプレイ配備計画の中止等を求める「要望書」を提出する大石議員〔空港堤防で〕
雨水一時貯留池の掘削土に50㎏/㎥の生石灰を混ぜ、駐屯地の盛土として使用している。アルカリ成分が地下水に染み出し有明海に影響を及ぼすのではないか、危惧される。
樋門の外側(有明海側)にも白い泡が!
今後も注視していかなければならない。
9.6佐賀空港自衛隊駐屯地建設差止め訴訟
第3回口頭弁論、市民原告訴訟
2024.9.6
市民原告の意見陳述に傍聴席から、大きな拍手が!
この日、市民原告を代表して、藤岡直登さんが意見陳述を行いました。藤岡さんは、「緊張した」ということでしたが、立派に堂々と意見陳述を行いました。すると、傍聴席から・・・
大きな拍手が沸き起こり、裁判長から制止される一幕もありました!
報告集会で意見陳述の感想を述べる藤岡直登さん
藤岡さんの意見陳述から・・・
〔245名の原告に共通するものは、・・・国家の間違った国防政策(安全保障政策)に真っ向から立ち向かう一人の原告となるため、自らを省み、自らを奮い立たせる精神的な営みを貫いたものである・・・〕
2024.8.25
市民原告代表の意見陳述を行います。
たくさんのご支援をよろしくお願いします!
2024.8.8
7月29日、市民原告訴訟の訴状を佐賀地裁に提出しました!
報告集会で、マスコミの取材を受ける市民原告
東島 浩幸 弁護士
報告集会の冒頭、東島弁護士は「裁判支援市民の会には600名近い会員がいる。それらの人たちが毎回裁判をすると100名以上が詰めかける。これは、地権者4人の裁判ではない、地権者の人たちだけに影響する問題ではない、ということをあらわしている。そうでなければ今回245名という市民原告が地権者と共に闘うということで集まるわけがない!」と語りました。
この日、東島弁護士と共に訴状を提出した3名の市民原告に、その“思い”を報告集会で語っていただきました。
藤岡 直登さん
(裁判支援市民の会 副共同代表)
(藤岡さん)自分の中に自分を問う、原告となる決断
「今回、市民原告参加の呼びかけに対し、私自身びっくりするほどのたくさんの方が集まってくださいました。
市民原告総数245人、うち佐賀県が180人です。やっぱりこの地元佐賀がダントツに多いわけです。しかし、佐賀っていうのは、僕自身も佐賀生まれ佐賀育ちなのですが、とにかく保守的にプラス保守的にみたいな土壌です。そういう中で180人という原告の方々が立ち上がっていただいたことは大変なことだと私は思っています。今先行している地権者・漁業者4人の原告の方々が、川副町という保守の中のさらに保守的なところで、頑張っていらっしゃるわけですが、今回佐賀県全体から180人の方が原告となって一緒にやろうぜと、決して孤立させないよ、という仲間たちが生まれたっていうことはすごいことだと思っています。
また、原告となって裁判をするということは、オスプレイ裁判支援の会の会員になるということ以上に、自分の中に自分を問うて、そしてある決断をしなければならなかったことだと思います。そういう人たちが今回245名生まれたということは大変なことだと思います。みなさんから力をもらって、頑張っていきます。よろしくお願いします」
野中宏樹さん
(裁判支援市民の会 共同代表)
(野中さん)軍事基地、戦争からは何も生まれない
私たちは決して漁業者の方々だけを孤立させて闘わせてはいけない、という思いで昨年から裁判支援市民の会を結成してまいりました。そういう意味で今回245人もの方々が原告として名前を連ねて立ち上がられたということは、さまざまな人たちが絶対に基地を作らせてはいけないという思いで立ち上がってくださった。その姿勢を裁判所に見せると言う意味では影響があるかもしれません。ただそれを受け止めるのは裁判所の方ですから裁判所はまともな判断をしてくれよ、と言うしかないのです。
私の夢は、とにかく世界中の全ての人が生まれてきて、今日生きていて良かったなって思える世界が来ることです。当たり前に家族がみんなでご飯を食べられてみんなで過ごせて、平和に生きる権利を当たり前に享受することができる、そういう世界が来ると言うことが私の夢です。そのために私も今回、市民原告に名前を連ねさせていただきました。
軍事基地というのは絶対に何も生み出しません、戦争からは何も生まれません。私は、戦争は絶対してはいかんと思っています。そもそも我が国は日本国憲法九条を持っているのですから、戦争はしない国なのです。そのしない国が戦争準備(駐屯地建設等)をするっていうことが、もうそもそも憲法に激しく矛盾していると思いますし、現に今、日米一緒になって沖縄から九州佐賀長崎にかけて巨大な軍事要塞ラインを作っています。これも戦争に対する準備にほかならない。戦争を私たちは絶対にさせてはいけない、それは未来の世代に対する私たちの責任だと思っています。
私は子ども達に本当に生まれてきて良かったと思えるような、平和に生きる権利が当たり前に享受できるような、そのような世界が来ることを心から望んでいます。だからこの軍事基地(佐賀陸自駐屯地)は絶対に作らせたらいけない、オスプレイは絶対に飛ばしたらいけないという思いで、私は今回原告に参加させていただきました。
下村信廣さん
(裁判支援市民の会 共同代表)
(下村さん)将来への責任、古賀さんたちと共に
今回の佐賀空港陸自駐屯地が作られていくプロセスを考えてみますと、本当に民主的な手続きが踏まれていないというのを非常に強く感じます。何でも上の方だけで決めて、そして説明会というのも名ばかりです。防衛省の担当者は十分説明したというようなことを報道等では言っていますが、全然違うわけです。まさに建設ありきでどんどん進め、住民の意向などを聞こうという姿勢はもう欠片もないというのをずっと感じてまいりました。
ですから将来、子供たち或いは孫たちに私たちが何を残して行くか何を伝えていくか、どういう命のバトンをタッチして行くかっていうことは、私たちの責任だと思っています。そういう意味から絶対にこの駐屯地建設はストップをかけなければいけないと思います。
黙っていては、それはもう認めたことにもなるという思いもありましたので、私も原告の一人として自分の気持ちを表していく必要があると思いました。とにかく今までの説明会等を見ても、非常に不十分でいろいろ事実と違うようなことを言って、説明会を終わらせたっていうのもありました。
昨年、古賀さんたち4人が立ち上がられましたけれども、これはやはり私自身の問題でもあるという認識のもとに、今回この原告の一人に参加させていただきました。
2024.7.29
NEW!→
市民原告の参加者がさらに増え245名となりました(最終集計)!
(内訳 佐賀県180名、福岡県55名、長崎県7名、大分県・山口県・広島県各1名)
当初の目標を100名としていましたが、市民原告への呼びかけに対し反響が大きく、たくさんの方々が次々に市民原告となり、4人の地権者たちと共に闘うという意思を示していただきました。
「市民原告訴訟キックオフ集会」
とても暑い日でしたが約100名の参加者があり、会場内も自らが原告となり、軍事基地建設に反対しようと立ち上がった人々の熱気に包まれました!
1.期日 7月28日(日)14時から
2.場所 佐賀県弁護士会館
3.講演 「オスプレイを配備させてはならない」
~沖縄から報告する“危険なオスプレイの実態”~
加藤 裕 弁護士(沖縄県弁護士会所属)
4.報告 「市民原告訴訟の訴状について」
池上 游 弁護士(福岡県弁護士会所属)
古賀初次氏ら地権者・漁業者と共にオスプレイ配備に反対し、佐賀空港陸自駐屯地建設工事をストップさせましょう!
たくさんの人がともに闘う当事者となっていただいたことに大変力強く思うと挨拶する地権者 石尾義幸さん
〈予告〉
市民原告訴訟の提訴は、7月29日。
「市民原告訴訟キックオフ集会」を7月28日午後2時から、佐賀県弁護士会館で開催します!
2024.7.13
現在、市民原告への参加者を募集しています。
(連絡、申込先) オスプレイ裁判支援市民の会
住所:佐賀市中央本町1-10 ニュー寺本ビル3F
佐賀中央法律事務所気付 ℡070-1482-6380
NEW!→
2024.6.28
2023年3月 着工前
農地が広がっていた。
佐賀空港陸自駐屯地建設工事
着工から1年!
古賀初次会長は
「ときどき私も現場に行っているが、数えきれないほどのクレーンが立っている。大型トラックが空港道路を我が物顔で走っている。あっという間に8階建てのビルが出来ようとしている。たった1年でこんなに変わってしまうのか。私たちはまだあの土地を売ると言ってないのに・・・」と、やりきれない思いを語りました。
さらに、
「やることなすことすべてやりたい放題の工事だ。何とか止めたい!
今は私たち4人が原告となって闘っているが蟻のようなもので、防衛省の象の足に踏みつぶされそうになっている。4人の原告の力だけでなく、市民のみなさんに原告になってもらって一緒に闘いたい」と、市民原告への参加も呼び掛けています。
2024年6月23日 梅雨
6月12日で1年。駐屯地の全容が見えてきた。
中央奥の黒い建物は、8階建て「隊庁舎」の骨組み(高さ43.2m、左の佐賀空港管制塔より高い)。
佐賀空港が軍事空港化している・・・
(ANA定期便から)乗客は何を思うでしょうか?
2024.6.17
◎6月14日(金)於:佐賀地裁
駐屯地建設工事差し止め訴訟 第2回口頭弁論
〔石尾義幸さんの意見陳述〕
(新たな内容、要旨)
1.国は、排水施設は駐屯地工事と別事業だと詭弁を繰り返し、環境アセス
メント逃れをしているが、この排水施設工事により、有明海、ノリ養殖業
への新たな悪影響が懸念される事態が発生している。
排水対策の雨水一時貯留池の掘削工事で出る膨大な土砂は、すべてダン
プで駐屯地工事現場に運ばれ盛土に利用されているが、これら36万㎥の
土砂は土壌改良が必要なため、1㎥当たり50㎏の生石灰を混合させてい
る。一般的な農地改良の石灰量の数倍にも当たる。これが有明海に流入す
れば、海水のpHが上昇し、ノリの生長を妨げ、生業であるノリ養殖業に
悪影響が出ることが心配される。有明海の環境が悪化するのは目に見えて
いる。
2.オスプレイの屋久島沖墜落事故後、今年3月に根本的原因が明らかにさ
れないまま飛行再開されたが、その運用に関して、飛行範囲を緊急着陸な
どの対応が可能な飛行場から30分以内の範囲に制限している。これは米
軍自身がオスプレイの危険性を認識している表れである。こんな危険な機
体が私たちの頭上を飛び交うのかと思うとぞっとする。
・・・佐賀地方裁判所には、一刻も早く、本件工事を差し止める判断を出
していただきたいということを申し上げて、私の意見陳述を終わります。
第2回口頭弁論後、弁護士会館で報告する
原告と弁護団(左端が石尾義幸さん)
報告集会で、市民が原告となり新たな訴訟を起こすことを正式に表明しました!
佐賀空港のオスプレイ配備や軍事空港化は、漁業者・地権者の土地所有権の問題だけではなく市民の命や健康を脅かし、戦争と平和の問題など人格権を侵害するということにおいては、市民も当事者の一人です。
特に有明海沿岸4県(佐賀、福岡、長崎、熊本)を中心とした市民のみなさんが原告となって、北部九州全体で佐賀空港駐屯地建設を中止させましょう。
◎提訴は7月29日を予定しています。
◎原告の申し込みは、7月19日までにお願いいたします。
(連絡、申込先)
オスプレイ裁判支援市民の会
住所:佐賀市中央本町1-10 ニュー寺本ビル3F
佐賀中央法律事務所気付
℡070-1482-6380
すでに50人以上の申し込みがあっています!
100人~200人を想定していますがより多くの参加を願っています!。
※オスプレイ反対住民の会に連絡いただいてもかまいません。
NEW!→
2024.6.16
小城市牛津町で市民原告説明会を実施、
5名の方が参加いただきました!
当日は、主催者「オスプレイ裁判支援市民の会」会員等を含め、18名の参加者がありました。
冒頭の挨拶で古賀初次会長は、国を相手に裁判することの厳しさと覚悟を持って取り組んでいる心境等を話されました。
つぎに東島弁護士が、市民原告の目的と意義を説明され、その後は質疑応答を行いました。
「今でも目達原駐屯地のヘリコプターが佐世保に向けて小城町の上空を、騒音をとどろかせて、飛んでいる。危険なオスプレイに代われば、心配でたまらない」「陸自駐屯地が出来、オスプレイが配備されれば佐賀空港が攻撃目標となるのか?」など多数のご意見、質問等が出され、意見交換の場ともなり、大変有意義な時間となりました。
課題として、参加者を募る広報が十分でなく、関心のある人に行き届いていないなどのご意見もいただきました。今後は広報のさらなる積極性と周知の方法など、見直しと工夫に力を入れていきたいと思っています。
会終了後、参加者の内4人の方と不参加で申込書預かりの方1名が市民原告の手続きを行っていただきました。
また、「自分の仲間で5名は参加します」と心強いおことばもいただきました。
牛津公民館 原告説明会 会場
22024.5.28
6月13日、小城市牛津町「牛津公民館」で市民原告の説明会を開催します!みなさんのご参加をよろしくお願いします。
古賀初次氏も出席し、
挨拶します!→
2024.5.14
佐賀空港自衛隊駐屯地建設工事差し止め訴訟の
“市民原告”を募ります!
佐賀空港のオスプレイ配備や軍事基地化は、ひとり地権者や漁業者の問題ではなく、佐賀県民ひいては日本に住む多くの市民に大きくかかわる問題であります。
市民生活、環境、戦争と平和の問題ということにおいては、市民も当事者の一人です。市民が陸自駐屯地建設工事差し止め訴訟の原告となって、古賀初次氏ら地権者・漁業者を支援し、力を合わせ陸自駐屯地建設工事をストップさせましょう!
【原告】
オスプレイ佐賀空港配備や軍事基地化に反対する市民。
原告団の規模は100名以上。
【請求内容及び根拠】
人格権(生命・身体を中心としつつも、環境・地域社会・生業・家族等の生活利益の総体)に対する侵害を根拠として、佐賀空港自衛隊駐屯地建設工事差し止めを請求する。
【提訴時期】
2024年6月~7月
※その他、参加申込書等については近日中にお知らせします。各地区で、説明会を実施予定です!
<オスプレイ裁判支援市民の会、オスプレイ反対住民の会>
2024.5.4
2024.4.25
憲法記念日 講演会
1.日時:5月3日(金、祝)14時~
2.場所:佐賀県教育会館
3.内容:講演
「沖縄から日本の軍拡を考える」
沖縄大学教授 高良 沙哉 氏
挨拶 オスプレイ反対住民の会会長 古賀 初次氏
◎講演終了後、デモ行進(教育会館~ほほえみ館)
古賀会長の挨拶で、オスプレイ配備反対、駐屯地建設即時中止を求める裁判の最新状況等についての報告が予定されています!
2024.4.19
目達原駐屯地 オスプレイ再飛行反対!
陸上自衛隊は、去年11月屋久島沖で8人が死亡したアメリカ軍オスプレイ墜落事故を受けて、目達原駐屯地にデモフライトで飛来していた陸自のオスプレイ1機を4月19日に飛行を再開させました。アメリカ軍も陸上自衛隊も墜落事故の原因を国民、佐賀県民に対し十分納得する説明をしないままに飛行を再開させたことに強い怒りを感じ、私たち「オスプレイ反対住民の会」と「オスプレイ裁判支援市民の会」は佐賀目達原駐屯地前で抗議行動を行いました。
朝10時から目達原駐屯地前で、反対を示す「横断幕」や「のぼり旗」、プラカードをもってスタンディング抗議行動を起こしました。
「オスプレイ飛ばすな」「オスプレイ飛行再開反対)「日本の空にも 世界のどこにもオスプレイはいらない」「事故原因を説明せよ!」など力強くシュプレヒコールを上げました。
そうした中、10時半ころ、オスプレイは基地を飛び立ち、西の方向へ、さらに山手の方へ、何とも言えない重々しい爆音を立てながら30分ほど飛行した後、基地へ戻ってきました。
オスプレイは20日以降、熊本県高遊原分屯地に移動し、その後木更津駐屯地に戻るということです。
今後も陸自のオスプレイに注視しながら、オスプレイ反対の声を力強く張り上げて行かなければなりません!
〈19日 佐賀駐屯地 目達原駐屯地前で、抗議行動を行いました>
2024年4月7日
3.31 オスプレイ反対集会
約350人のご参加いただき、盛会のうちに終了しました。大変ありがとうございました!
大会直前の駐屯地建設工事差し止め仮処分不当決定に集会参加者は怒りをあらわにし、今後も古賀初次会長や東島浩幸弁護士を中心にさらなる闘いを強固にして行くことを再確認し、最後に参加者全員で「オスプレイ来るな!」のプラカードを掲げ、オスプレイ反対の決意を固める集会となりました。
◎参加者アンケートから
〈参加者の声 第一部平和コンサート〉
・沖縄の戦いの歴史を美しいメロディーと歌声で伝えていただき、日々を大切に共に戦いたいと思いました。(北九州市、60代、女性)
・沖縄の話、いろいろ聞けてよかった。まだ戦後は続いている、と思いました。沖縄が本当の意味での日本になっていないと思った。
(福岡県、30代、女性)
・海勢頭豊さんはじめ御三方の沖縄反戦の魂のこもったコンサートをお聞きし、改めてオスプレイ反対の気持ちが新たになりました。(熊本県、60代、男性)
・久しぶりに海勢頭さんのライブを聞きました。本当に長い間、歌を通して平和を訴え続けてこられたことに敬意を覚えます。(長崎県、50代、男性)
海勢頭さんたちは全国各地で反戦や平和を訴えるコンサートを開いておられます。
最後は会場が一つとなって、沖縄戦の鎮魂と平和への願いを込めた名曲「月桃」の大合唱となりました。
東島弁護士
〈第二部 裁判状況報告〉
・東島弁護士の説明良くわかりました。裁判長の決定は、国の言うことを丸ごと飲んだ決定に思えた。(佐賀市、70代、男性)
・国や裁判所の非道なやり口に、憤りを隠せない。過去の記録も蔑ろにされていて許せない気持ちが強くなった
・明らかにごまかしとしか思えない。仮処分の工事差し止め決定を出さなかった裁判官はどんな思いだったのか。圧力に屈したのか。佐賀空港の軍事化が絶対必要と考えたのか?(佐賀県内、60代、女性)
・すべてが結論ありき、おかしい判決である。断固反対!認められない。(福岡県、60台、男性)
来賓挨拶 原口一博衆議院議員
「・・・欠陥機オスプレイを買わされているのは日本だけ!みなさん、日本の空にオスプレイを絶対に飛ばしてはいけません!みんなで反対、頑張りましょう・・・」と力強い連帯の挨拶をいただきました。
原口議員は挨拶の後、駐屯地建設現場近辺やアセスメント逃れをしようとする問題のある7haの貯留池の「土取り場」の現状を視察されました。
来賓挨拶
オスプレイ裁判支援市民の会
共同代表 吉岡剛彦氏
NEW!→
★4月1日、福岡高裁に即時抗告の書類を提出しました!!駐屯地建設工事差し止め仮処分不当決定を激しく批判!
佐賀地裁前で報道陣に説明する東島弁護士と古賀会長
2024.3.21
仮処分不当決定!即時抗告!
東島弁護士「審理中の本案訴訟に勝訴目指し戦い抜く」と決意!
「裁判所は国の回し者だ。最後まで戦う!」古賀会長
(不当決定に当たっての声明文)
2024.3.16
NEW!→
佐賀空港駐屯地建設工事差し止め訴訟第1回裁判
法廷内スケッチ
3月15日(金)佐賀地方裁判所で弁護団3名と原告古賀初次氏(オスプレイ反対住民の会会長)が意見陳述を行いました。
裁判冒頭の報道陣のカメラ撮影が終わり、裁判長が何やら口を開いて話し始めましたが、よく聞き取れません。すると傍聴席からすかさず「裁判長聞こえません!」と鋭い声!法廷がピリッとした雰囲気になったそのあと古賀会長はしっかりした声で約10分間の意見陳述を行いました。
・佐賀空港は父親や先輩、仲間たちが軍事空港にさせない平和への強い思いとノリ漁師が努力して大事にしてきた有明の海、豊かな漁場を守る
・漁協と国の売買契約は無効
・駐屯地建設工事は漁業者らの土地の所有権を侵害している
・オスプレイ配備で攻撃の標的となり戦争に巻き込まれる(人格権侵害)
など訴えました。そのあと弁護団3名の意見陳述がありました。
次回の口頭弁論は、6月14日に予定されています。
裁判終了後の報告と学習会
この日、支援者は約120人
マスコミ取材に「裁判は人間の人間たる闘いとなる。年はとっても頑張っていきたい」と語る古賀初次会長
この日もアピール活動
オスプレイ反対を力強く訴えました(佐賀市天神橋付近)
緊急速報!
2024.2.28
米軍ヘリ1機
佐賀空港滑走路周辺を低空飛行
NHK佐賀 夕方ニュース
何のために!目的は何か?
報道によれば、「28日正午過ぎ、米軍ヘリ1機が佐賀空港滑走路周辺を低空飛行していた。県には事前連絡はなかった」ということです。
これで、私たちが懸念している「陸自の駐屯地が出来、オスプレイがやってくれば、必ず米軍は我が物顔でやってくる」ということが、明白となりました!
絶対に駐屯地建設工事を中止させなければなりません!
古賀初次会長は佐賀新聞取材に「米軍が佐賀空港に来る前触れではないか。なめられたものだ」「知事や防衛省が『米軍が佐賀空港に来ない』と言い続けてきたが、どうなのか。駐屯地が出来たら米軍と共同訓練を実施するのではないか。この問題も反対で訴えていきたい」と憤りをもって答えました。
そういえば、前日27日の11:30ころ、北九州の「健和会平和フィールドワーク2023」のみなさんが平和研修でお見えになり、展望デッキから駐屯地建設状況を視察していたころ、「今回と同様なヘリコプターが低空飛行し、滑走路の東側・沿岸付近でホバリングしているのを見た」と住民の会員から情報がありました。米軍ヘリが飛来したのは今回が初めてなのでしょうか?事前連絡もなくやってくる米軍に疑いは一段と高まります!
東島浩幸弁護士
漁業者以外から原告を募り、「第2次訴訟」を検討!
1月28日学習交流集会(市民の会主催)で、東島浩幸弁護士は佐賀駐屯地建設差し止めを求める第2次訴訟を検討していることを明らかにしました。また人格権侵害等を争いの根拠として、新たに漁業者以外に佐賀市民等にも原告を募ることを検討していると話されました。
2026.2.18
住民の会も参加しました!
2.17「平和な未来が壊される とめよう軍備増強
基地のない九州・南西諸島をつくる集会 in 鹿児島」
(主催;九州ブロック平和運動センター 他)
天気晴れ、2月なのに18℃!
九州各県から約600名が参加。佐賀からも「オスプレイ反対住民の会」「オスプレイ裁判支援市民の会」を含め、大型バス1台、マイクロバス1台で駆け付けました。各県からの報告では「住民の会」が佐賀を代表して、佐賀空港へのオスプレイ配備計画白紙撤回と陸自の駐屯地建設中止を求め、佐賀地裁へ本裁判提訴した経緯を説明し、参加者へ裁判支援のお願いとご協力を訴えました。
集会の後、鹿児島市内天文館通りをデモ行進しました。
佐賀からは、住民の会が報告しました
集会(天文館公園)
集会アピール(抜粋)
「・・・佐賀空港でのオスプレイ配備を許すと、九州の空をオスプレイが自由に飛び回り市民生活に多大な犠牲を強いることになります。オスプレイの墜落事故が再び九州の地で起こることもあり得るのです。だからこそ、佐賀空港へのオスプレイ配備を許してはなりません。・・・」
デモ行進(天文館通り)
2023.2.10
NEW!→
防衛省、佐賀県の「環境アセス逃れ」は許さない!
防衛省は、ただちに佐賀駐屯地建設工事を中断し、県条例に基づく環境アセスメントを実施せよ‼
貯留池工事現場
9日、古賀初次会長と住民の会有志、市民の会員と一緒に、防衛局や県が駐屯地(34.1ha)とは別事業だとして環境アセスメントを実施しようとしない「雨水一時貯留池」の工事現場を見に行きました。貯留池の広さは7ha。佐賀市民ならよく知る、公園や市立図書館等のある「どんどんどんの森」(1.5ha)の4・5倍もある広大な貯留池を作ろうとしていることに驚きでしたが、この貯留池は駐屯地からの排水対策施設であり、ここを4m掘削し、その土砂を駐屯地の盛土として利用していますから、駐屯地と別事業などと到底思えないと感じました。
佐賀県アセスメント条例は、35ha以上の用地造成事業を行う事業者に工事着工前に環境アセス実施を義務付けています。駐屯地と貯留池を合わせると41ha以上となり、当然環境アセスの対象になりますが、市民の会、住民の会等の抗議、要求に対し、防衛局・県ともに「2つの工事は事業の目的が違う。一連性はない」と環境アセス逃れに終始しています。
私たちはこの日改めて、貯留池工事現場を目の当たりにして、防衛局や県の言い分は全く信用ならず、明らかに詭弁であると確信しました。このことを広く県民にも知ってもらうためにも、様々な抗議、交渉の場を作り、防衛省と佐賀県の「アセス逃れ」を徹底的に追及していきたいと思っています。
2024.1.19
栄養塩不足で冷凍網のり作業延期!
ノリの養殖は秋と冬の2回行われ、2回目の冷凍網の張り込み作業が1月5日に解禁されましたが、栄養塩不足のため10日ほど実際の作業が遅れているということです。ノリ漁師さんたちはまとまった雨が降らず河川から流入する栄養塩がなかなか増えないと心配しています。
また、張り込む網の量についても少ない栄養塩を分け合うため、6割以内に制限されるということです。漁師さんたちは昨年の不作に続くのではないかと気をもんでいます。
こうした厳しい状況の中にあっても、ノリ漁師でもあるオスプレイ裁判の原告者たちは国に対し、真っ向から闘う姿勢を示しています。
オスプレイ裁判へのご支援ご協力をよろしくお願いします。
1月13日 佐賀空港沖のノリ漁場
この時期、漁船も見えず、網も張られていない異様な漁場
2024.1.11
挨拶する古賀初次会長
たった4人ではない!
たくさんのノリ漁師が激励してくれている!
新年初めの「オスプレイ裁判支援市民の会」「オスプレイ反対住民の会」合同の会合を9日に行いました。
古賀初次会長は、冒頭の挨拶で次のことを話しました。
①現在、有明海ノリ漁場海域の状況は悪化している。栄養塩不足、さらに新種のプラ
ンクトンが発生し栄養を食べられ、赤潮、ノリの色落ちと続くのではないかと大変心
配である。
②本年は、3月に駐屯地建設工事中止を求める仮処分の決定、そして本裁判に向けて
の本格的な闘いを行う、ノリ漁と共に厳しい年になる。
そして最後に、新聞・テレビ等の報道で原告は「4人の地権者」とか「一部の地権者」などと表現し、いかにも少数の限られたものだけが原告となり反対しているかのように誤ってとられているのではないかと心配している。しかし地元のみなさんにも私の漁師仲間にも家庭の事情や様々な人間関係で、私と一緒に表立って反対できず申し訳ないが応援している、頑張ってくれという者がたくさんいる。大変心強い。多くのご支援していただいている方々と共に頑張っていきましょう!と締めくくられました。
報告!2024年1月9日の佐賀陸自駐屯地建設工事現場の進捗状況
佐賀空港管制塔(左)
空港デッキから望む。24時間体制で工事は進められている。
←
写真の方向(東から)
駐屯地施設予定配置図
2023.12.28
12月27日の有明海ノリ養殖場
12月8日 今シーズン初入札。出品枚数は少し減ったということですが、秋芽ノリとしては最高値がついたということです。しかし、今、漁民の間では色落ちを心配する声も上がっているようです。
ノリの生産量は天候によっても変わるといいますが、有明海は年々疲弊し、ノリ養殖だけでなくタイラギの休漁やウミタケ、ワラスボなど有明海特有の海産物の収獲量も減少しているとある老漁師は嘆いています。さらに陸自の佐賀駐屯地建設工事中の、あるいは完成した場合の排水による悪影響・汚染、そしてオスプレイの墜落の危険性、戦時の攻撃の標的に・・・。「このまま何もせんだったら、本当に死の海になる」(古賀初次会長)。
平和な佐賀の空、宝の海<有明海>を子や孫に残していくためにも駐屯地建設工事中止を求める裁判に、住民の会は全力で戦っていきたいと思っております。みなさまのご支援ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
茶色に色落ちしたノリ。
多くは正月以降の冷凍網ノリの準備のため、網は撤収されている。(上空から)
12/20 佐賀陸自駐屯地建設工事差し止めを求める
仮処分申請の第3回審尋
2023.12.21
私たちは、「国と売買契約を結んだ有明海漁協川副支所は土地の便宜的な名義人に過ぎず、売却には地権者全員の同意が必要」「駐屯地建設工事を進める土地の所有権は漁業者にあり国に移転していない、国は所有権を侵害している」と一貫して主張してきました。また今回は、屋久島沖でのオスプレイ墜落事故を受けて人格権に基づく「佐賀空港に配備された場合の危険性」についての意見陳述を行いました。
審尋は今回で終了、来年3月下旬頃、佐賀地裁は決定を出す予定です。
会場から仮処分申請の受け止め、本裁判の意気込みはと問われ、古賀会長は「審尋で言うべきことを言ってきたが、ハラの中にはもっと言えたんではと思う。我々年寄りが頑張っているが、今やらんと国策(筑後川大堰、諫早干拓)で有明海は死の海になってきており、このまま何もせんだったら、疲弊し本当に死の海になる。今年もノリの色落ちが心配だ。みなさん、(佐賀駐屯地建設、オスプレイ配備を)絶対に止めましょう!」と力を込めて強く訴えました。
地権者で原告の江頭さんと古賀会長
建設工事中止を求め国を提訴!!
この日、国に工事の中止を求める訴え(本裁判)を佐賀地裁に起こしました。訴状を提出したことで「提訴によって、これから本格的に戦っていくことになる」と、東島弁護士は力強い意気込みを示しました。
佐賀地裁へ地権者を先頭に、激励に向かう支援者(約120名)
審尋終了を待つ間、学習・交流会を行いました
この日も県庁近くで、アピール行動を行いました
2023.12.18
12/17 社民党の党首福島瑞穂参議院議員が
陸自佐賀駐屯地予定地の建設現場を視察しました
視察に同行された方々(約20人)からは「米軍オスプレイが全面飛行停止になっている、欠陥機なのだから米国に返品して、駐屯地建設工事も即刻中止すべきだ」など、説明に当たった九州防衛局現地事務所の職員に抗議する場面もありました。
福島党首は、古賀初次会長をはじめ地元の私たちに「国会に現地のみなさんの意向を反映させ、計画を撤回させたい」などと話されました。
福島瑞穂 党首(右)
空港展望デッキで九州防衛局職員からの説明
17日の建設現場
「オスプレイが海に落ちたら、ノリ養殖は一発でアウトになる。爆弾を抱えたままで若いもんに仕事をさせたくない」と視察のみなさんに語る古賀初次会長
2023.12.13
12/6 米軍 全オスプレイ飛行停止!機体に不具合?
安全性に米軍自らが疑問!
今こそ、オスプレイ反対!佐賀空港陸自駐屯地建設中止!の声が必要です。
12月20日佐賀県弁護士会館へお集まりください。たくさんの皆さんのご支援ご協力をよろしくお願いします。
2023.12.10
12.9オスプレイ反対県民集会!
米軍オスプレイ屋久島沖墜落事故を受け、参加者は改めてオスプレイ飛行中止、佐賀空港の陸自駐屯地建設工事中止要請の決意を固めました。
講演
講師に「市民の会」共同代表の佐賀大学教授吉岡剛彦氏。「オスプレイ配備を許さない!佐賀空港への陸自駐屯地建設をめぐる経緯と論点」
配備計画の流れと狙い、オスプレイの危険性、米軍の空港利用、攻撃の標的になるなどわかりやすく話されました。
約220名が参加。
古賀初次会長
「墜落事故は私たちが言い続けてきた欠陥機ということが証明された。落ちれば大きな犠牲が出る」
「私たちの土地に自衛隊基地を造るな」
トークセッション
服部友祐弁護士=仮処分の状況、今後提訴する訴訟についてよく整理して話され、参加者に好評でした。
参加者の声
「オスプレイは安全安心という言葉を何度も聞いてきた。もう落ちないということは信じられない。佐賀空港の配備は絶対反対!」
「墜落事故は佐賀でも起きる!オスプレイの佐賀配備計画は半ば強引に進められてきた。これまで以上にみんなで力を合わせ、反対していかなければならない」
デモ
「オスプレイ来るな!」
「配備計画を撤回せよ!」シュプレヒコールの声も大きく、道行く人々に強くアピールしました。
2023.12.7
本日米軍、世界のオスプレイ全機飛行停止を発表
11.29屋久島沖墜落事故(8名死亡)は機材不具合の疑いあり! これ以上犠牲者は出してはならない。もうオスプレイはいらない!
欠陥機オスプレイは即刻、飛行中止にすべきだ!
下記の12・9県民集会へたくさんの方々の参集をお願いします。
講師は「市民の会」共同代表 吉岡剛彦氏。みんなで「オスプレイ反対」の声をあげましょう!!
集会後のデモ行進への参加もよろしくお願いします。
「はっちゃんたちのオスプレイ反対日記⑩」もご覧ください!
2023.11.25
12.3 佐賀 目達原駐屯地で
オスプレイのデモフライトを計画!
報道によれば、佐賀県吉野ヶ里町の陸上自衛隊目達原駐屯地で12月3日に行われる「創立69周年記念イベント」で木更津駐屯地の陸自オスプレイが観閲飛行、訓練展示すると報じています。目的は「関係者の理解を得るため」。
このイベントに先立ち11月29日(水)には、周辺自治体向けに駐機状態のオスプレイ見学会も行われるということで、佐賀市議団、佐賀県議団も参加するということです。
佐賀県にオスプレイが飛来するのは2016年に米軍のオスプレイが佐賀空港でデモフライトして以来ということになり、陸自のオスプレイは初めてのことです。
現在、佐賀空港西側の駐屯地予定地の工事が突貫して行われている中、また工事差し止め仮処分第2回審尋が行われ、弁護団が本訴訟を行うと明言したその日に合わせたように、オスプレイのデモフライト実施計画を陸自関係者が報道陣の取材で伝えたということです。この九州防衛局のやり方、狙いとは・・・!
私たちは、この陸自オスプレイの目達原駐屯地飛来に強く抗議し、オスプレイ反対の意思を表明いたします。抗議行動を「市民の会」と共に行います(29日㈬目達原駐屯地正門前付近、13:45集合)。ご支援、ご協力をよろしくお願いします。
2023.11.23
駐屯地工事差し止め仮処分 第2回審尋 11月23日佐賀地裁
第2回審尋にも約130名もの支援者が集まり、裁判所へ出発する地権者たちを力強く激励しました。
審尋終了を待つ間、支援者たちは学習会をしました。①駐屯地の環境アセスメント ②駐屯地工事現場でのダンプカー等車両調査報告 ③佐賀空港の滑走路延長 等について、さらなる問題提起や実態報告がありました。
工事の差し止め!
本訴訟を12月20日に提訴!
土地の所有権は、国側は名義人の漁協にあるとするのに対し、古賀さんら地権者と弁護団は実質な所有権は漁業者らにあると改めて強く主張しました。
今回、古賀さんたちは右の「覚書」を提示しました。
この覚書は全地権者でつくる「管理運営委員会」(甲)と当時の南川副漁協(乙)が交わしたもので、これには「2、国造がらみ60haについては、乙が登記上所有名義人となっているが、これは、甲及び上記共有者団が法人格を有しないことから、甲が乙に対し、登記名義面における管理を委託したことによるものであり、乙は実体上の所有権者ではない。」と明記されています。
当時の南川副漁協の顧問弁護士が作成した「覚書」
古賀さんは「土地の所有権は地権者である自分たちにあるのは明らか!裁判官に何度でも訴えて行きます」と報告会で話されました。
この日も、審尋報告会終了後、県庁前大通りで行き交う人々へご理解とご協力、ご支援をお願いしました。
2023.11.5
当日は、市民の会から活動状況の報告や現問題点等の学習会を行います。
また弁護団からは、第2回審尋についての報告等があります。
ぜひ多くの方々の参加をよろしくお願いします。
2023.10.21
駐屯地工事差し止め仮処分 第1回審尋 10月20日佐賀地裁
古賀初次氏が意見陳述
「土地は漁協に漁業補償として譲渡したものではなく、個人に直接譲渡されたもの。登記名義は便宜的に漁協にあるだけで、所有権は地権者である漁業者にある。地権者全員が同意していない売買契約は無効である」と主張し、駐屯地建設工事を即座に止めるよう述べたということでした。
弁護団長東島浩幸弁護士は、報告会で
「国の反論は予想通り。登記上の所有者の漁協から買いました、何が悪いのか、という話。ただ経過から実質的に所有権を取得したのは地権者らで、その共有という形が一番実態に沿っている」と話されました。
第1回審尋では、弁護士会館にたくさんの支援者が集まり、地権者と弁護士を裁判所まで共に激励の行進を行い、報告会の後は佐賀県庁玄関前で、県庁職員や通行の方々へ「佐賀空港オスプレイ反対」の支援を呼びかけました。
第2回審尋は11月22日、第3回審尋は12月20日に予定されています。
裁判所へ出発!(弁護士会館前)
審尋後の報告集会
県庁前でのアピール行動! 市民の会では、新しく赤青の横断幕を作りました!
2023.10.13
2023.9.22
2023.9.20
「戦争させない・9条壊すな!9.19佐賀県集会」
主催:佐賀県平和運動センター
古賀初次会長の連帯あいさつ
「戦争の準備をしている今の政府には、すべての国民が声を上げて闘わなければならない!」
佐賀駅前南の広場で集会、150名が参加。
市民の会副代表 野中宏樹氏「(下校中の高校生たちへ)君たちの将来のためにも闘っているよ!(に、ハイ!と答える)」一幕も。
安保法制反対!
オスプレイ反対!
いつも熊本から、駆け付けてくれます!
「戦争させない! 9条壊すな!」
中央大通りをデモ行進
「佐賀空港にオスプレイいらない!」
「どこの空にもオスプレイ飛ばすな!」
2023.9.5
8月27日米海兵隊のオスプレイが、豪州で訓練中に墜落し、3人が死亡、5人が重体となる大事故が発生。「オスプレイ裁判支援市民の会」(略称)は、オスプレイ運用即時停止とオスプレイ配備を目的とする佐賀空港西側の陸自駐屯地建設中止を求める下記の要請書を提出しました。
2023.8.10
佐賀空港自衛隊駐屯地建設工事差し止め仮処分申し立てを、次のとおり行います。
多くの方々のご支援ご協力をよろしくお願いします。
2023.7.30
7.29キックオフ集会には、
県内外から約400名の支援者の方々にご参加いただき、
「オスプレイ裁判支援市民の会」が発足しました。
(正式名称)「佐賀空港オスプレイ等配備に反対する裁判を支援し、地権者とともにたたかう市民の会」
また、8月29日、佐賀駐屯地建設工事差し止めの仮処分を
佐賀地裁に申し立てることも決定しました!
*キックオフ集会の開催状況については、「最新情報」欄をご覧ください。
2023.7.22
用地売買契約は無効!
工事差し止めを求め、
仮処分申請へ!
7月6日、県庁で記者会見する東島弁護士、
古賀さん、藤岡さん(左から)
左チラシのとおり、7月29日には裁判を支援する団体の設立総会を行います。
参加は自由です!
駐屯地建設工事で日常生活を脅かされている方、オスプレイ配備や佐賀空港の軍事基地化等に疑問や不安をお持ちの方、一緒に考え、行動してみませんか・・!
記者会見には、たくさんの記者の方々にご出席いただきました。
2023.6.27
ダンプ土砂搬入!断固阻止!
「駐屯地建設はさせない」の抗議の声をさらに大きくしていきましょう。
抗議行動
頑張ろう!
*佐賀空港自衛隊駐屯地建設反対
オスプレイ配備計画白紙撤回
<力をあわせ、ともに闘いましょう!>
〔駐屯地建設 “初日” 2023年6月12日は、怒りの抗議行動の初日ともなった〕
12日は8:00から10:30まで待ったが・・・
初日は、み~んな肩透かし!
県に聞いても、佐賀市に聞いても開始時間は誰も知りません!
防衛省は、私たちもマスコミの方々も、県も佐賀市も
佐賀をまったくバカにしています!!
15:30過ぎに着工開始、誰にも知らせず!
機材を運び入れた。
佐賀をバカにしている!!
(写真はNHKニュースから)
佐賀空港自衛隊駐屯地建設工事の着工開始は
12日(月)早朝 との情報あり!?
抗議の声を結集しましょう!
◎集合時間 8:00
◎集合場所 空港第4駐車場
*抗議場所等は、現地で連絡します。
なお現段階では、明確な情報が得られていませんが、たくさんの方々の参集をお願いします。
2023.5.4
法的手段に・・・!
佐賀空港の軍事基地化、絶対反対!
平和な空、安心できる大地、宝の海を子や孫へ!
そのために私たちは、土地は絶対売らない!
5月2日、県庁での記者会見で売却決定の経緯を説明する古賀会長
5月1日の県有明海漁協南川副支所で行われた臨時総会、土地売却の決定に至るプロセスは、常識的に考えてもおかしいことばかり!
古賀初次氏ら地権者は執行部のやり方に疑問の声を上げましたが、執行部は採決を強行。
5月3日憲法講演会、来賓挨拶で佐賀空港オスプレイ問題について「土地は売らない」と決意表明する古賀会長
2023.5.2
地権者用地売却
(5/1有明海漁協南川副支所
管理運営協議会臨時総会)
反対 49人 賛成184人 (賛成2/3以上=売却)
臨時総会後、古賀会長はたくさんの記者団に囲まれ、残念な結果に質問に答える声にも苦しさがにじんでいました。
臨時総会の前日(4.30)には、初めて川副町犬井道地区でデモ行進を行いました。約200人の支援者に参加いただき、会長はじめ主催者全員大変心強く思い、オスプレイ反対のシュプレヒコールにも力が入りました。2.5㎞を1時間半かけて行進を行い、地元の方々、地権者の方々へオスプレイ反対を訴えました。
南川副支所前で出発の挨拶する会長
県外からも手作りのプラカードを持って参加いただきました。
2023.4.29
2023.3.15
NO.16
NEW!
“オスプレイ配備反対集会”開催のご案内(予告)
2023.2.16
今年の集会を下記にて開催する予定で取り組み中ですのでお知らせいたします。
内容等詳細が決まり次第別途お知らせする他、当ホームページに掲載いたします。みなさまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします・
記
1.日時 令和5年3月26日(日)13:30~15:00
2.場所 佐賀市川副町スポーツパーク・体育館
3.内容 佐賀県内外からの声 発信
*詳細については後日お知らせします。
4.参加者数 500名を予定
2023.1.2
№11
2022.11.17
Web短信
号 外
有明海沿岸住民の生活を軍事の犠牲にしてはならない!
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